花のこと

季節の花に関する紹介や花の撮影について書いていきます。

花を撮るときに何を考える?

 

 みなさん、こんにちは。今回は花の撮影の時に気を付けていること『まる1』を少し話したいと思います。

 今回は、フラワーアレンジや生け花をされている方は、考えることが多いと思います、配色について。

 花を撮影するときってついつい、花ばかりに目が入って周りの環境だったり花の色を意識することを忘れがちなんですが、その花を綺麗に可愛く見せようと考えたとき背景であったり、周りの色ってとっても大事なんですね。

 特に写真の場合、絵と違ってメインのもの意外を描かないとか、思ったような色にするのがたいへん難しい。。。だからこそ、そうだからこそ!!その場で周りを見渡して考えなきゃいけない。。。

 

      『どの色がこの子達をもっとも綺麗に見せてくれるのか』

 

ってことを。今の流行だと桜を撮影するときは「青空をばーーーーーん」って入れたりして、桜の持っている色をはっきりくっきり見せようとしますよね!

だけど、今日天気があんまりだなとか、青っぽい花だったり白っぽい花だったりしたら、「どうしようもこうしよう」ってなっちゃう。

 そんなときに、どんな花でもしっかりと花の色を見せてくれるのが、「緑色」。緑は何がいいのか。それは基本的な植物は花や額以外は緑が必ず入っていること。そうスタートから植物は自分たちで花弁が良く見える色をしっかりと持っている。だからこそ、何もなければ、本人たちが教えてくれているもっと美しく見える色を背景に溶け込ませてあげれば良い。

 逆に、緑色の花があるようなら、そのときに初めてどうしたらいいのか悩んだら良い。それはその花が、「あなたは私をどう撮ってくれるのかしら」って挑戦状を渡してきてるんから。

 背景の色についてだと、屋外だと条件がなかなか難しいけど、「黒」の背景だったり、同系色だけで纏め上げて強調してあげるのも効果的。

    

    「花は決して花弁だけではそれ以上に綺麗にも可愛くも見えない」

 

 女性がお化粧をするように、引き算と足し算をして丁寧に丁寧に接してあげてください。

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sakura